名刺を、組織の資産として持つ
Nexcaに登録した名刺は、登録した人のものではなく組織のものです。メンバーを招待すれば、誰が集めた名刺でも全員が検索でき、会社は自動で名寄せされ、担当者が抜けてもデータは組織に残ります。1名から最大10名(Enterpriseは無制限)のチームまで、追加の設定なしでそのまま使えます。
このページの内容
- 共有の仕組み — 登録した時点で組織のデータ
- 自動名寄せと重複の統合
- 組織全体の活動タイムライン
- 権限管理とアクセスの停止
- 退職・異動があってもデータは残る
- セキュリティ(2要素認証・監査ログ・IP制限)
- 外部システムとの連携
- 人数と料金
- できないこと
1. 共有の仕組み — 登録した時点で組織のデータ
Nexcaのデータは個人アカウントではなく組織(テナント)に属します。設定画面からメールアドレスでメンバーを招待すると、その組織の名刺・連絡先・会社が全員に見えます。「共有する」という操作はありません。誰かが名刺を撮影した瞬間から、他のメンバーの検索結果にも出てきます。
そのため、こういう使い方がそのままできます。
- 展示会で複数人が集めた名刺を、その場でそれぞれ撮影 → 帰社時には1つのリストになっている
- 「この会社、誰か接点あったっけ?」を会社名で検索して確認する
- 担当者ごとにタグを付けて、誰がフォローするかを分ける
- フォローアップの期日を設定し、期日が来たら担当者にメールで通知する
- 活動タイムラインで、組織に記録された商談・電話・来訪を新しい順に見る(期間・種別・温度感・担当者で絞り込み、CSV出力も可能)
2. 自動名寄せと重複の統合
複数人で登録すると必ず起きるのが、同じ会社・同じ人物の重複です。Nexcaは会社を自動で名寄せします。名刺から読み取った会社名が既存の会社と一致する場合、新しい会社を作らずに既存の会社へ紐づけ、住所や電話などの足りない項目だけを補います。AさんとBさんが別々に同じ会社の名刺を登録しても、会社が二重に増えることはありません。
人物については重複候補の検出と統合を用意しています。氏名・メール・電話が近い連絡先を一覧で確認し、残す1件を選んで統合できます。統合すると情報は1件にまとまり、履歴も引き継がれます。
3. 組織全体の活動タイムライン
「誰がいつ、どの相手と、何をしたか」を組織全体で時系列に並べた画面です。連絡先ごとの履歴と違い、担当者と顧客をまたいで一覧できます。期間・活動種別(商談・電話・メール・来訪・メモ)・温度感・担当者で絞り込め、その条件のままCSVに書き出せます。
朝会で直近の動きを共有する、同じ会社に別のメンバーが接触していないか確認する、といった用途を想定しています。件数ランキングや個人スコアは意図的に設けていません。記録が「評価のための作業」になると書かれなくなり、共有そのものが成り立たなくなるためです。
4. 権限管理とアクセスの停止
権限はオーナー・管理者・メンバーの3段階です。
| 権限 | できること |
|---|---|
| オーナー | 管理者のすべての操作に加えて、オーナー権限の付与・変更、組織の削除申請 |
| 管理者 | メンバーの招待・権限変更・停止/再開、プランと支払いの管理、監査ログの閲覧、APIキーとWebhookの管理、IP制限の設定 |
| メンバー | 名刺の登録・編集、連絡先と会社の閲覧・編集、検索、タグ付け、CSV/vCardの入出力 |
管理者はメンバーのアカウントを「停止」に変更できます。停止は次のリクエストから有効で、そのメンバーがログイン中であっても、その時点でアクセスできなくなります(Nexcaは毎回のリクエストでアカウントの状態を読み直すため、セッションが残っていても通りません)。誤って自分自身を締め出さないよう、自分のアカウントを停止する操作はできないようにしてあります。
5. 退職・異動があってもデータは残る
名刺・連絡先・会社は組織に属しているため、担当者のアカウントを停止してもデータは消えません。引き継ぎのためのデータ移行作業は発生せず、後任者は最初から同じデータを検索できます。個人のスマホやExcelに名刺情報が散らばっている状態と比べて、退職時に持ち出される・失われるリスクを下げられます。
退職時の手順は、管理者が管理画面でアカウントを停止するだけです。空いた席(シート)には別のメンバーを招待できます。
6. セキュリティ
| 対策 | 内容 | 対象プラン |
|---|---|---|
| 2要素認証(TOTP) | 認証アプリによる2段階認証。アカウントごとに有効化 | すべて |
| 監査ログ | 誰がいつ何をしたかを記録し、管理者が確認・書き出し | Pro / Enterprise |
| IP制限 | 指定したIPアドレスからのみ利用可能にする | Enterprise |
| 暗号化 | 通信(TLS)と保存データの暗号化 | すべて |
| マルウェアスキャン | アップロードされた画像はスキャンを通過したものだけを処理 | すべて |
詳細はセキュリティへの取り組みをご覧ください。
7. 外部システムとの連携
Proプラン以上では公開APIとWebhookを利用できます。名刺が登録・更新されたタイミングで自社のCRMやSFAへ自動連携する、といった使い方ができます。プランに関わらず、連絡先はいつでもCSV・vCardで書き出せます。データの持ち出しに制限はかけていません。仕様は開発者・CRM連携をご覧ください。
8. 人数と料金
| プラン | 人数 | 月間の名刺取込 | 料金(税込) |
|---|---|---|---|
| Free | 1名 | 10枚 | ¥0 |
| Solo | 1名 | 200枚 | ¥1,078 |
| Pro | 最大10名 | 500枚 | ¥3,300 |
| Enterprise | 無制限 | 無制限 | お問い合わせ |
チームで使う場合はProプランが対象です。10名までは人数を増やしても料金は変わりません(1ユーザーあたりの課金ではありません)。CSV・vCardでの取り込みは月間の名刺取込枚数にカウントされないため、既存の名簿の移行で上限を消費することはありません。
9. できないこと
比較検討の材料として、現時点で搭載していない機能も明記します。
- 一斉メール配信 — Nexcaから直接メールマーケティングを行う機能はありません。CSV出力または API 連携で配信サービスをご利用ください
- 11名以上のPro利用 — 10名を超える場合はEnterpriseプランでのご相談になります
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