名刺を撮ると、
kintoneに顧客が増える
kintoneで顧客管理をしていると、名刺の情報を手入力でレコードに起こす作業が残ります。Nexcaのkintone標準コネクタを使うと、名刺を撮影してデータ化した時点で、kintoneアプリにレコードが自動で追加されます。プラグインの購入もJavaScriptカスタマイズも不要で、設定は10分程度です。
このページの内容
- 何ができるのか
- 設定手順(5ステップ)
- 連携できる項目
- 知っておきたい制約
- kintone以外と連携したい場合
- よくある質問
1. 何ができるのか
Nexcaで連絡先が新しく作られたとき、その内容をkintoneアプリの1レコードとして追加します。連絡先が作られるのは、名刺を撮影・アップロードしてデータ化したとき、CSVやvCardを取り込んだとき、APIで作成したときです。
つまり、展示会でもらった名刺をその場でまとめて撮影しておけば、帰社したときにはkintoneの顧客アプリに全員分のレコードが並んでいる、という状態になります。会社名はNexca側で自動的に名寄せされてから送られるため、表記の揺れも減ります。
2. 設定手順(5ステップ)
ステップ1: kintoneアプリを用意する
顧客情報を入れるアプリを作ります。既存の顧客アプリでも構いません。氏名・会社名・役職/部署・メール・電話・住所に相当する文字列(1行)フィールドを用意してください。
ステップ2: APIトークンを発行する
kintoneアプリの「設定」→「APIトークン」で生成し、「レコード追加」の権限を付けます。忘れずにアプリを更新して設定を反映してください(更新しないとトークンが有効になりません)。
ステップ3: フィールドコードを控える
「フォーム」設定で各フィールドのフィールドコード(表示名ではなく内部の識別子)を確認します。日本語のままのこともあれば、文字列__1行_ のような自動生成のこともあります。
ステップ4: Nexcaに登録する
Nexcaの 設定 → 外部連携 を開き、次を入力して保存します。
- サブドメイン —
example.cybozu.comならexample - アプリID — アプリのURLに含まれる数字
- APIトークン — ステップ2で発行したもの
- フィールドコードの割り当て — Nexcaの各項目に、kintone側のフィールドコードを入れます
ステップ5: 名刺1枚で確認する
名刺を1枚登録して連絡先を作り、kintoneアプリにレコードが増えることを確認します。追加されない場合は、APIトークンの権限、アプリの更新忘れ、フィールドコードの綴りを順に確認してください。
3. 連携できる項目
| Nexcaの項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 名刺から読み取った担当者名 |
| 会社名 | 名寄せ済みの会社名 |
| 役職・部署 | 肩書き |
| メール | メールアドレス |
| 会社電話 | 代表・直通番号 |
| 携帯電話 | 携帯番号 |
| 住所 | 所在地 |
割り当てていない項目と、値が空の項目は送信されません。必要な項目だけを選んで連携できます。
4. 知っておきたい制約
期待とのズレを避けるため、できないことも明記します。
- 一方向・新規作成時のみ — Nexca → kintone の一方向です。既存の連絡先を編集・削除してもkintoneには反映されません。kintone側での変更もNexcaには戻りません
- 重複の判定はしません — 同じ人物の連絡先を再度作成すると、kintoneにも別レコードとして追加されます。Nexca側の重複検出・統合機能でまとめてから運用するのが安全です
- 添付ファイルは送りません — 名刺の画像そのものはkintoneへ連携されません
- Proプラン以上・管理者のみ — 設定できるのは管理者権限のユーザーです
5. kintone以外と連携したい場合
標準コネクタはkintone向けですが、公開REST APIとWebhook(いずれもProプラン以上)を使えば、SalesforceやHubSpot、自社の業務システムとも連携できます。Webhookは business_card.processed、contact.created / updated / deleted、company.created / updated、company_report.completed の7種類を通知でき、署名検証と再送に対応しています。仕様は開発者・CRM連携をご覧ください。
6. よくある質問
プログラミングは必要ですか?
不要です。管理画面での設定だけで完了します。kintoneのプラグイン購入もJavaScriptカスタマイズも必要ありません。
kintoneのライセンス以外に費用はかかりますか?
NexcaのProプラン(月額¥3,000・税込¥3,300、最大10名)が必要です。人数による追加課金はありません。
複数のkintoneアプリに同時連携できますか?
現在は1つのアプリが対象です。複数アプリへ振り分けたい場合はWebhookをご利用ください。
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